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先の見えないこの時代に

もうすぐ8月も下旬。

例年残暑見舞いのあとには秋の訪れを感じさせる気配があるけれど、今年の猛烈な暑さではそれもまだ当分先かもしれない。

2月最後の対面の合唱練習が行われてから早、半年過ぎた。その間にオンライン練習を取り入れるための準備で先生方とサークルメンバーで1回顔を合わせることもあったけれど、今はすべての活動を停止している。

飛沫感染=エアロゾル

この図式であれば、確かに新型コロナウィルスの陽性者との接触は感染の最大の危機である。

日本中の合唱愛好家やプロはみな、それこそ息を潜めていた。自分を守ると同時に他の人も守るため。

ただ世の中は時間を止めたままではいられない。感染拡大の防止のための新しい生活様式を取り入れそろそろと様子を見て動きだした。酷暑の夏にマスク姿で通勤通学や日常生活を送る。熱中症の患者も一段と増加している。エアコンをかけた屋内も車内も窓を開け放しているため熱気が入るためほとんど効いていない。全然エコとかけ離れた生活。

そして、なんとか動きだした歯車は今またぎこちなく停止しようか徐行しようか迷っている。

日本が…世界が…

合唱に関わるすべての人に歌声を!