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まぼろしとなった第九合唱

本日づけで、放送大学学長名の「2019年度学位記授与式中止」というお知らせがありました。

学位、修士、博士この日に喜びをともにわかち合い称え会う、そんな一日を本来ならお過ごしなる予定だった卒業生のみなさんのお気持ちはいかばかりと慮っています。

中国湖北省に端を発した肺炎「新型コロナウィルス」の集団感染への懸念により、断腸の思いで大学側は決断されたことと思います。

また、「2019年度大学は歌う」プロジェクトにはたくさんの学生のみなさんが合唱の予定でした。

千葉学習センターでは第九の初心者向けに宮野客員教授がゼミを開講され、9月からは各地域合同練習が始まるなど熱意あふれるプロジェクトとなっていました。


中止という結果は本当に残念なことでした。けれど、私たちが取り組んできた10ヶ月は「ともに生きともに学ぶ」素晴らしい経験だったと心から思います。

そしてこの学びを形に表せる、いつかそんな日が来ることを祈っています。


今回のこのウイルスの終息と、現在罹患されている方の回復やご家族の心配が安心に代わる日が一刻も早く訪れますように。