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今日の定期練習10/20

今日はおよそ1ヶ月ぶりの定期練習でした。場所は放送大学のセミナーハウスです。

田中先生と前島先生にご指導いただきました。

 

『発声』

コーヒーカップ→3‚4人で手を繋ぎ、遠心力を使い繋いだ手と体をコーヒーカップのように回します。そのときに開いた声が出てくるように。

開いた声を張る。首の後ろに声帯の一番後ろがくっついている。支点としての支え、口を開けることで喉頭がさがり声帯を伸ばす箱ができる。首の後ろが短くなり声帯を伸ばす準備ができる。息を吸いながら声を出す。

女声のフォイッスルボイスは声帯を若返らせる効果がある!!

声量(ボリューム)を出すために声帯の筋肉を鍛える。このために必要なのがアインザッツ。息を吸いながら(引っ張る)声を出すことを行ってからアインザッツを入れる。

これを続けることで第3と第5倍音が聞こえてくる。←明るい良い声。

声帯は鍛えることで必ず音が出る(高音・低音共に)。

フォルマントを変えない練習→曖昧母音とおでこに手をわっか状にかざすことで響き上の方に持っていける。

最初にどんなときも息を吸いながら(引っ張る)声を出す。

口は縦に開ける。

音程のあまくなっている音を矯正するには→耳を鍛える。最初に音を出した人から隣の人が音に溶け込むように寄り添う。理想は、一人の人が歌っているかのように聞こえる声。

 

『もぐらもち』

女声各パート1と2にわかれる。

5小節目 ソプラノ1とアルト2の音が対比しているので、最初の音をぶつけて取ることが大切。

ソプラノ2とアルト1がハモる構成になる。

女性パート4声に分かれて自主練習。

男声は33小節から先生と練習。

ソプラノ1とアルト2を合わせ、ソプラノ2とアルト1を合わせてから最後に4声を合わせる。

10小節と11小節で1・2・3と数えて12小節に入る。

♪もぐらもぐら(123)それでもおまえは♪

次回の練習はすべて階名で歌う練習をします。

このもぐらもちは、作曲家の佐藤眞さんが「人間が犯してきた過ちで、地を汚染してきたのを、もぐらが皮肉るという歌詞を音で表している」という曲だと話しておられたそうです(田中先生より)。

 

『天地の怒り』

ソプラノ階名で歌う練習。

ソプラノとテノールが練習番号C・Dが同じメロディラインなので合わせて練習。

テノールは31小節の途中から下がり、32小節動きに気をつける。

4声のハモりを感じて歌う。

バスの23小節、低い声をだすために声帯の地声を引っ張る。その声が出るためには半年間くらいはかかるが低い音は必ず出る。31小節ラからソへ下がる音なので半音ではない。

アルトは音程大丈夫。

テノール1は57小節目から3拍目ファにつなげる。

ソプラノ、アルトは50小節からオクターブ違いで歌い、53~58ファまで同じ音。それを繰り返し82まで続けて歌う。

練習番号Gの84小節の休符忘れずに。

テノール88小節からの同音気をつける。

90小節はLento.(ゆっくり)。

129小節は123数えてから ♪まちー♪

 

『農夫と土』

今日の先生の練習が始まる前に自主練していた曲です。最後にもう一度先生に聞いていただきます。少し音のずれ(縦が揃っていない)があったので、それを直すために船を漕ぐ要領で歌いました。

84小節のdim.(弱く)から86小節のrit.(だんだん遅く)。

この歌は祈りの歌なので、いつか祈りの表現ができるよう歌いましょう。

 

次回は『もぐらもち』『天地の怒り』

『土の歌』音取りはこれで終了。

音取りは家づくりで言えば「土台作り」「これから練習で壁や柱を作ります(先生)」

 

本日の先生はのどの調子が良くなかったということで、とても静かに話されていました。それが功を奏したのか(^^;)よく聞こうとして、とてもみんなの集中力があがり練習が普段より実りがあったと思います。

先生から吸収したいことはたくさんありますが、まずは1歩ずつみなで歩んで行きたいと思います。

 

(合唱とは)上手くなるためにやっているわけではなく、大人に合わせながら何かを見つけるためにやっている。音を合わせながらハートを一つに。思いのある合唱がその合唱団の特徴。合唱団の進化と成長。ー田中先生の今日の言葉ですー

 

更新がとても遅くなりました。

咽頭炎とその他もろもろ…作者Kようやく動き出します!!